辛くても懸命に生きるあなたへの道案内。
実際に寄せられた人生相談の一例です。
54歳 女性の方からのご相談。
お悩み
父を介護しています。認知症がひどく、徘徊をしてしまうため、おちおち仕事にも行けず困っています。
どうしたらいいでしょうか?
地域包括支援センターがある
認知症で徘徊。さぞかし心配だと思う。
介護申請した?担当してくれるケアマネージャーはいる?相談してる?
もし上記対応してないようなら、どこの地域にも必ず地域包括支援センターという所があるの。
そこに電話して、自宅に来てもらって現状を相談したらどうかしら?
そうすると各種介護サービス等について教えてくれるわよ。介護申請自体にお金はかからないし。
地域包括支援センターのことがよく分からないなら、自分のいる地域の役所に電話したら教えてくれるわよ。
グループホームに入所もあり
介護度がついていて、担当のケアマネージャーに相談しているけど良い方向に向かわないとしたら困るわよね。
1案として、グループホームって知ってる?そういうところを利用する。
ただ月々の負担が大変。ホームによって金額も様々だし、なによりお父様とホームとの相性もあるから、簡単なことではないと思うの。
お父様のケアによって、あなた自身の生活も不安定になってしまっては、不安は倍増。
一つずつ不安を払拭する作業が必要になっている状況よね。
ケアマネージャーさんは親身に相談にのってくれる?友人知人で頼れる人はいる?
大切な家族を施設に委ねることは、けっして家族をないがしろにしていることにはならない。
むしろ、本人にとっては、病気や介護に詳しいスタッフの元でケアしてもらえるから、経済負担はあるけど試す価値ありよ。
ずっと向き合っていると、心身とも疲れてちゃって、あなたの人生が心配だもの。
デイやショートという選択も
2案として、日中のサービス(デイサービスなど)を利用して、その間は仕事に行ったり、買い物に行ったりして夕方から朝までは自宅で過ごすという形もある。
ただ仕事もして、夜から朝は介護をして…という生活は生易しいものではないわよ。
時々ショートステイを利用して、あなた自身を休ませてあげなくてはね。
ケアマネージャーを頼って
介護度によっては、サービスを使いすぎると自費が発生しちゃうの。それも含めケアマネージャーに思い切って頼ってみたらどうかしら。
相性が合わないケアマネージャーにあたっちゃった場合には変更もできるのよ!なにしろ一人で抱えすぎないということが大切。
自分たちに合ったサービスを利用してみることから始めてみたらどうかしら?