辛くても懸命に生きるあなたへの道案内。
実際に寄せられた人生相談の一例です。
47歳 男性の方からのご相談。
お悩み
中年期になり、家族もおらず、職場と家の往復で毎日が過ぎていきます。
人付き合いが得意ではなく、友人もいなくて孤独です。時々無性に寂しい気持ちになります。
気持ちの持って行き場がなく悩んでいます。
まずは自分をほめて
仕事を続けている自分をまずは褒めてあげてほしいの。
人付き合いってホント大変。でも人がいないと寂しい。相反する気持ちにどう折り合いをつけるか悩ましいわよね。
人付き合いが得意ではないとなると、なおさら。
人生において、本当に心から気の合う人に出会える確率は決して高くないはず。
寂しいという気持ちが湧いてくるってことだけど、普段一人で過ごす時間ってどう?好き?好きではない?
時に寂しい気持ちにはなるけど、意外と一人は嫌いじゃないなら、趣味や好きなこと、やってみたいことを楽しもうよ。
勇気が必要な時
一人でいるのが辛いなら、思い切って行動してみる必要があるかもね。
自分のことは自分にしか変えられない…これは仕方のない現実だもの。残念ながら魔法はないの。
お住いの地域の広報誌を見てみると、趣味のサークルなどがあると思う。
経済的に大丈夫ならカルチャーセンターで気になる習い事をしてみるのもいいかもね。
同じものに向かう人となら、会話の糸口が見つかると思うから、ここはもう自分から頑張って声をかけてみる!
その一歩はとても勇気がいるけど、その勇気に見合った新しい世界が待っているんじゃないかしら。
オンラインでメンタルもケア
ただ、そういうことに抵抗があるなら、オンライン相談などを利用してみるのもひとつかな。
家族でも親戚でも友人でもないけど、だからこそ話せることってあると思う。
オンラインを通じて時間を共有して、湧き上がる気持ち・雑談・愚痴など、いろいろ話してみるのもいいんじゃないかな。
人と話すことで、自分自身の中に新しい発見があるかもしれないし、得意不得意がみえてくるかも。
「カウンセラーとかクリニックとかって正直抵抗ある」「私は、僕は、病気ではないし…」と思うのは、ごく自然な考えよね。
イギリスとかでは、疾患に関係なく、個別のカウンセラーがいるのが普通なのよ。
ある意味、一定の距離感のある相手への相談は、自身のメンタルケアの一環として受け入れられているみたい。
心は目に見えない分、なんとなくおざなりにしがちかもしれないけど、本来は体と同じように、定期的にケアしてあげてほしいって思う。